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DXのキーワードRPAとは?|代表的なRPAの紹介

DXが話題になって、RPAというキーワードをよく耳にすると思います。しかし、RPAを実際に職場で活用していたり、RPAで自動化のシステムを開発できる人は少ないのではないでしょうか。そこで、RPAを使って何ができるのかについて詳しく解説していきます。

RPAとは?

ます初めにRPAとは具体的にどのようなどのようなことができるのか、どのような意味なのかについて紹介していきます。

RPAとは「Robotic Process Automation」の略称です。これまで人間が行ってきた作業の一部または全部を代替できる技術で、特に国内の金融機関での導入が近年進んでいます。RPAはパソコンさえあれば、インターネット上からツールをダウンロードし、すぐに利用し始めることが出来ます。具体的なツールについてはこの後それぞれのツールの特徴とあわせて紹介していきます。

RPAでできることとは?

RPAを使うとどのようなことが実現できるのでしょうか。

RPAは基本的にパソコンのマウスやキーボードの操作を人間の代わりに行うことを得意としています。事前にどのタイミングで、どの作業をしてほしいのか明確に指示が出せる作業に対してRPAを活用するのがおすすめです。

定型業務

RPAはパソコンの操作を事前に指示した通り指定の時間に実行することが出来ます。つまり、時間や実行する内容がほとんど決まっている定型業務を自動化するところに強みを持っています。

例えば、請求書・経費・発注の処理が挙げられます。発注の処理であれば、現在の在庫の数が登録されている場所を指示し、一定の数を下回っていた場合に発注先のA社に注文メールを送信するという自動化が作成できます。

このように、あらかじめ作業の内容や作業のタイミングが指示できるような業務であればRPAで自動化することが出来ます。

ミスなく作業ができる

RPAができることとして「ミスなく作業」することができます。

RPAは事前に指示した通りであれば、100%ミスなく作業が出来ます。

そのため、Excelにあるデータとその他のデータの照合作業など、人力だとどうしてもわずかな確率でミスが発生してしまう業務に対してとても有効です。

RPAを使う条件

それではRPAを今すぐ使い始めるのに必要な準備とその条件について解説します。

パソコンの準備

RPAを使うにはパソコンの準備が必須になります。

RPAはパソコン作業の自動化なので、パソコンを準備し、RPAを実行している間は電源をONにしていなければいけません。

RPAソフトのダウンロード

具体的なおすすめのソフトに関しては後に紹介しますが、RPAを実行するには何らかのソフトをダウンロードする必要があります。

ブラウザ拡張機能(必要に応じて)

ウェブサイトの操作の自動化を検討している場合、ブラウザに対して拡張機能をダウンロードする必要があります。

例えばPower Automate DesktopでChromeの操作の自動化をしたい場合には以下のリンクからChromeの拡張機能をダウンロードしなければ、ウェブ操作ができません。

以上の準備が整えばRPAを使って自動化ができるようになります。

RPAができる代表的なツールとは?

現在RPAの自動化が作成できるツールが多く公開されています。今回は特に低コスト又は無料で使えるツールを中心に紹介していきます。

UiPath

RPA(UiPath) | DXコンサルティング

聞いたことがある人もいるかもしれませんが、有名なRPAツールの代表としてUiPathがあります。UiPathは大規模の事業者から小規模の事業者まで幅広く導入されており、多くのRPAツールの中でも特に導入実績が多いツールです。

そして、RPA初心者向けの学習環境の無料で整備されています。また、サポートや利用者のコミュニティもあり、RPAの開発をしていて困った時には安心です。

多くの企業で使われており、安心のサポート体制があるので、ぜひ試してみてください。

費用は、大規模事業者で商用利用をする場合は有料になってしまいますが、小規模事業者や個人のRPA開発者向けには無料で利用できます。

Power Automate Desktop

Power Automate Desktop」導入サポートサービス - 日本システム開発株式会社(NSK)

Power Automate DesktopとはMicrosoftが無料で提供しているデスクトップ操作自動化のRPAツールです。Microsoftが提供しているので、すべてのMicrosoftサービスとの互換性があります。

また、Desktop版は完全無料なのも嬉しい点の1つです。OSをWindows11にアップデートしている方は標準でPower Automate Desktopがダウンロードされているので、今すぐに利用開始できます。

Power Automate Desktop についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

このようにRPAは定型業務をミスなく作業できることに強みを抱えています。パソコンさえあれば気軽に利用できますし、無料の学習コンテンツもYouTubeやツールの公式ページに多く公開されています。自分の仕事でミスなく簡単な作業をこなしたいと思っている場合には一度「RPAで自動化してみる」という選択肢を考えてみるのが良いと思います。

RPAに関する疑問点や複雑なRPAを開発したいという場合にはぜひ以下のフォームよりご相談ください。弊社ではRPA以外にもiPaaSを使ったデータ連携の開発も可能ですので、定型業務が自動化できるかもと思ったらぜひこちらよりお問い合わせ下さい。

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