make(integromat)はノーコードで動く業務自動化・効率化ツールです。今回はmake(integromat)を導入しようという方へ導入方法や簡単な使い方をご紹介します。
make(integromat)とは?
make(integromat)とはクラウド上で動くWebアプリツールiPaaSの1つです。
iPaaSは「Integration Platform as a Service」が正式名称でアイパースと読みます。
複数のアプリやシステム間でデータ連携を行うことが可能なクラウドサービス型のプラットフォームです。
詳しくは下記記事をご覧ください。
→iPaaSとは?iPaaSの基礎基本とツール選びの仕方を解説します
make(integromat)は連携できるサービスが多く、Webhook・JSONで拡張することができ、皆さんがお使いのGoogleスプレッドシートやSlackへの報告の作業なども自動化することができます。
make(integromat)を使うためにかかるお金(料金)は?
make(integromat)では下記の表のような料金体系になっています。
プランネーム | FREE | BASIC | STANDARD | BUSINESS | PLATINUM | CUSTOM |
料金/月 | $0 / 月 | $9 / 月 | $29 / 月 | $99 / 月 | $299 / 月 | 要相談 |
オペレーション数 | 1000回 | 10000回 | 40000回 | 150000回 | 800000回 | 800000回以上 |
データの転送数 | 100MB | 1GB | 20GB | 70GB | 220GB | 220GB以上 |
最小間隔 | 15分 | 1分 | 1分 | 1分 | 1分 | 1分 |
また詳細情報は下記の通りです。
FREE | BASIC | STANDARD | BUSINESS | PLATINUM | |
---|---|---|---|---|---|
Operations (※) | 1,000 / 月 | 10,000 /月 | 40,000 / 月 | 150,000 / 月 | 800,000 / 月 |
Data transfer | 100 MB / 月 | 1 GB / 月 | 20 GB / 月 | 70 GB / 月 | 220 GB / 月 |
Minimum interval | 15 分 | 5 分 | 1 分 | 1 分 | 1 分 |
Maximum number of active scenarios | 2 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
Scenario execution timeout | 5 分 | 10 分 | 20 分 | 30 分 | 40 分 |
Internal data storage | 1 MB | 10 MB | 40 MB | 150 MB | 500 MB |
Max number of data stores | 1 | 3 | 10 | 20 | 40 |
Max size of a single file | 5 MB | 30 MB | 40 MB | 50 MB | 75 MB |
Webhook queue size | 10 | 100 | 1,000 | 10,000 | 10,000 |
Incomplete executions store | 1 MB | 10 MB | 40 MB | 150 MB | 500 MB |
Price per 10,000 extra operations or 10 GB of data transfer (Add-on) | 該当なし | $9 | $8 | $7 | $5 |
Unlimited number of scenarios | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Access to all premium apps | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Unlimited number of modules in a scenario | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Customer support | 限定 | 限定 | 〇 | 優先 | 優先 |
Cooperation of multiple users | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Advanced scheduling | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
参考: https://www.integromat.com/en/pricing
Operations について
make(integromat)の料金システムにはOperations(オペレーション)というものが使用されています。
オペレーションとは、モジュールを実行する事です。
シナリオを実行すると、モジュールの右上に表示される吹き出し内の数がオペレーション数になります。
上記の画像のシナリオでは
「カレンダーの情報をすべて取得する」というモジュールで1オペレーション
「予定名と時間を使って動的な文章を作る」というモジュールで1オペレーション
「指定したチャンネルに投稿する」というモジュールで1オペレーション
合計で3オペレーションのシナリオになります。
参考:https://www.integromat.com/en/help/counting-the-number-of-operations
make(integromat)の導入初期設定方法
make(integromat)の導入方法は以下の手順を参考にしてください。
make(integromat)のサイトは全て英語でかかれているため、難しいかもしれませんが、Chromeブラウザだと自動翻訳機能が使えるので是非ご活用ください!
STEP1
make(integromat)のサイトにアクセスします。
STEP2
「Get started – it’s free!」をクリックします。

STEP3
登録情報を入力し「SIGN UP FOR FREE」をクリックします。

- 名前
- メールアドレス
- パスワード
- 国
を入力し、チェックボックスにチェックをしてください。
Google、Facebook、GitHubのアカウントでも登録できます。
STEP4
入力したメールアドレスに届く認証メールを確認します。
Google、Facebook、GitHubで登録した場合メールは届きませんので注意してください。
STEP5
質問の内容を入力します
- 会社概要
- 会社内での自身の立場
- 会社規模
- コーディングスキルのレベル
を入力し、「CONTINUE」をクリックします。
STEP6
これで初期設定完了です!
「Let’s go!」をクリックすると簡単なチュートリアルが出来るので是非試してみてくださいね!
make(integromat)を使った例(自動化事例を作ってみよう)
make(integromat)を使った例として株式会社NADJAでは日報を自動化しています。
初期設定を済ませたあとはさっそくmake(integromat)を使って自動化事例を作ってみましょう。
→Integromat事例集|ノーコードでGoogleカレンダーの予定をSlackに自動投稿する方法
まとめ
今回はmake(integromat)を導入する方や、はじめて使う方に向けて初期設定の方法をご紹介しました。
・自動化って何すればいいんだろう?
・make(integromat)を導入したけど使い方がいまいち分からない…
・初期設定を上記の通り行ったけど上手くいかなかった…
などお困りの方はお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください!