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iPaaSツールの選び方|目的に合ったおすすめのiPaaSツールを紹介します!

iPaaSツールの導入を考えている方でどのようにiPaaSツールを選べばよいのかお困りでないですか?
そこで、日本製、海外製、価格、情報収集のしやすさなどの項目からどのiPaaSツールがオススメなのか紹介します。

iPaaSとは?

iPaaS(Integration Platform as a Service)とは一言でまとめると「外部のサービス間のデータのやり取りができるプラットフォーム」です。

iPaaSの中に含まれる”Integration”とは日本語で”統合”という意味になります。

つまりサービスとサービスを統合できるプラットフォームという意味でIntegration Platform as a Serviceという言葉を略してiPaaS(アイパース)と呼ばれています。

iPaaSは近年COVID-19の影響もあり、自動化やリモートワークの整備を実現するために、多くの企業で導入されています。その市場規模は2026年までに139米ドルに到達すると予想されており(※)、近年最も注目されている技術の1つです。

代表的なiPaaSツールとは

現在国内産、海外産のiPaaSツールを合わせると数多くのiPaaSツールが公開されています。

例えば、以下のツールは特に有名で、特徴のあるツールです。

  • Zapier
  • Make(integromat)
  • IFTTT
  • Power Automate
  • Anyflow
  • Workato

それぞれのツールの比較や特徴についてまとめた情報については以下の記事を参照ください。

iPaaSを使う人の目的とお勧めツールの紹介

iPaaSツールを使おうと考えている人の多くは定型的で単純な業務を自動化したいという考えを持っていると思います。しかし、どのような業務を自動化するのにどのツールが最も良いのか判断するのは難しいです。

そこで、自動化したい業務やiPaaSツールを使用する現場の特徴によってどのようなiPaaSツールをが向いているのか解説していきます。

日本語版のあるツールを使って自動化したい

日本語の案内や、ホームページのあるiPaaSツールを使いたいという方にはMicrosoft Power Automate、Anyflowをオススメします。Anyflowは日本語UIかつ日本のサービスへの対応や、日本語での問い合わせ対応が充実しています。Workatoは2021年より日本に進出をしており、日本のマニュアルなども充実しており、今後の日本語UI開発や日本語サポートにも期待ができそうです。

Microsoft Power AutomateはMicrosoft社のツールですが、日本市場用の問い合わせ窓口やホームページも作られています。Power AutomateはMicrosoft社のツールとの相性が良いため、日本語対応でMicrosoft社のツールを日常的に使っている企業にはオススメです。

→Microsoft Power Automate公式ページ

→Anyflow公式ページ

→Workato公式ページ

多くのサービスと連携できるツールが良い

make(integromat) ロゴ

そのように考えている方には、多くのツールと連携することができる。make(integromat)というiPaaSツールをオススメします。

make(integromat)は標準でクラウドサービスとの連携が出来なくても、Webhook、JSONを使ったデータのやり取り、を使うことで拡張することが出来ます。

ツールを導入して、今後多くのクラウドサービスと連携し自動化していきたいという考えがあるのであれば、多くのサービスと連携可能で、拡張性の高いmake(integromat)を使用することをオススメします。

make(integromat)は無料でも使うことができ、他のiPaaSツールと比較して安価に使用できるため、一度使ってみるのも良いでしょう。

無料又は低コストのツールがよい

iPaaSツールを初めて使うのでまずは無料のツールや低価格のツールから使い始めたいという方には無料枠でも多くの多くの自動化を作成できるmake(integromat)をオススメします。

make(integromat)の無料枠は有料プランと比較して以下の違いがあります。

  • 15分に1度しか自動化を実行できない
  • オペレーションが1000回まで(データのやり取りができる回数)
  • データ転送の容量の上限が100MBまで

このように無料のプランでは3つの制限がありますが、基本的に自動化の実行が1日一回だったり、データのやり取りをテキストで行うことが多いので、無料枠でも十分多くの自動化を作成することが出来ます。

ぜひ一度使ってみてください。

既に普及し、Google検索や問い合わせがしやすいツールがよい

専門的な知識が必要なツールでは、開発をするときにGoogleで開発に関することを調べると思います。しかし、新しいiPaaSツールやまだ利用者が少ないiPaaSツールはGoogleで開発に関する情報を検索しても有効な情報が記載されていないことがあります。

国内に多くの利用者がいるツールで、Googleで検索した時に十分な情報が記載されているツールを選ぶ必要があります。そこで、多くの方に利用されており、日本語英語問わず多くの記事や文献が記載されているZapierをオススメします。

日本語での情報でなく、英語での情報収集も可能な場合はmake(integromat)でも良いでしょう。

→Zapierの公式サイト

まとめ

同じiPaaSツールの中でも、価格の違い、情報収集をするときの難易度の違い、無料枠を提供しているか否かなど多くの違いがあります。

そのため、初めてiPaaSツールを選ぶときにはそれぞれのツールの違いを理解し、今後どのようなクラウドサービスと連携しどの程度の規模の開発を行うのかによって選ぶツールを変える必要があります。

総合的に、英語での情報収集ができる方又はある程度ITの知識がある方は無料枠でできることが多く、拡張性の高い

Make(integromat)をオススメしています。

長期的に、様々な自動化をしていきたいというときに、
make(integromat)であれば、標準で連携できないようなツールであっても拡張機能を使うことで連携でき、多くの自動化を作り運用していくときにも低コストで利用できるためです。

ノーコードの自動化についてのご相談は以下のフォームかこちらよりお気軽にお問い合わせください。

iPaaSの導入に興味がある方は以下の記事からも、make(integromat)導入に関して学ぶことができます。
是非参考にしていただければ幸いです。

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